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"anice"の由来

 幼いころから好きだったミュージカルの”アニー”と音の似ているスパイスの”アニス”。スパイス好きだったこともあり”アニス”という店名が付きました。初台店の頃は”anise”というスペルでしたが、仙川に移転するにあたり、”anice”の表記に変わりました。仙川店は一軒家を借りていることと、aniseの並びと音が”a nice”に似ていることから”a nice house”、"anice"となりました。


 故にaniceのメイン商品であるスコーンをはじめ、手ごねベーグル、バスクチーズケーキ、カンパーニュにはスパイスが使われることが多くあります。これまでに見たことない組み合わせもあるかもしれません。ぜひお手に取っていただけたら嬉しいです。

​”身体の負担”を減らす

 身体を労った食事。出来る限りオーガニックや無農薬の素材、無添加の商品。そして基本的に砂糖は不使用。黒糖などの天然素材は使うこともありますが、あくまでも味の設計に必要になった時のみ。噛めば噛むほど素材の味が顔を出す、そんな商品を作っています。


 そして、可能な限り”手作り”。自分たちの手の感覚を大切に生地を扱っています。何かの味を表現する際は市販の完成されたものは扱わず、厳選した素材を組み合わせ納得のできる味に。発酵を駆使して唯一無二の味の表現や、スパイスを加えることによってインパクトや余韻を与えています。

●酵母スコーン

 aniceのスコーンは北海道産の小麦粉、天然酵母、有機ココナッツオイル、石垣の塩、国産豆乳を中心に創り上げています。生地を作ってから約2日間冷蔵で”低温発酵”させることで、素材本来の”旨味”を生み出します。出来上がりは外側はザクゴリ食感、内側はぎゅっと詰まった生地。旨味あふれるバランスの良い味わいが口の中いっぱいに広がります。

 店頭では翌日が賞味期限ですが、冷凍保存で2週間保存することも可能です。リベイクすることで味を損なうことなく楽しむことが出来ます。味がスイーツ寄りのスコーンを冷やした状態で食べる方もいます。お気に入りの食べ方を探すのも楽しいかもしれません。

​〇グルテンフリースコーン

 aniceのスコーンには小麦を使わないグルテンフリー仕様もあります。グルテン特有の粘着特性が体質に合わない方のことを考え生まれた商品ですが、小麦がお好きな方にも人気があります。

​ 生地のベースには有機オーツフラワーと有機アーモンドプードル。オーツフラワーは”食物繊維”が豊富かつ”ミネラル”や”ビタミン”も含まれる素材です。特に水溶性食物繊維である”β-グルカン”が糖の吸収を穏やかにしてくれるため、甘いものが好きな方にもおすすめです。また、アーモンドにも共通の栄養素が含まれますが、特徴として挙げられるのは良質な脂質”オレイン酸”。

 昨今ダイエットと称して脂質を極端に制限される方が多くいらっしゃいますが、身体の細胞膜やホルモンを作り出す大切な成分です。さらに脂溶性の栄養価を吸収しやすくしてくれることもあります。脂質は良質なものを”選択”し、バランスよく摂取することが肝心です。

​ 話が逸れましたが、グルテンフリースコーンはサクッとした食感の表面に、ほろっとした生地感が特徴的。こちらも素材の旨味と甘味をしっかりと感じることのできる商品です。組み合わせている素材にとても馴染むので、積極的にグルテンフリーを食べない方でもお楽しみいただけるかと思います。

​●手ごねベーグル

 aniceのベーグルは北海道産の小麦粉、天然酵母、石垣の塩、国産豆乳を中心に創り上げています。生地は機械を使用せず、必ず”手ごね”。生地に触れた時の感覚を大切にしています。また、ベーグルはケトリング(焼成前に湯に通すこと)をする際に砂糖を入れるのが一般的ですが、aniceでは”砂糖不使用”です。

 生地はぎゅっと詰まっていて食べ応え抜群。小麦と豆乳の甘みがブレンドされ、噛むほどにまろやかな甘さが味わえます。また、石垣の塩が適量入ることで味の輪郭をはっきりと感じ取ることが出来ます。焼成直後は生地表面はパリッとした食感になるので、お食事系のベーグルはリベイクがおすすめです。

​〇グルテンフリーベーグル

 販売期間は決まっていますが、aniceには小麦を使わないベーグルもあります。元モーニング娘、小川麻琴さんとのコラボ商品である”MAKOTO ベーグル”。aniceのグルテンフリーベーグルは”栄養素”のことも踏まえた上で、米粉だけではなく生おから、有機オーツフラワー、有機アーモンドプードル、もち粉をブレンドして創り上げています。

​ MAKOTOベーグルはもちっとした食感と歯切れの良さが両立しており、食べ心地が小麦に近くなるようにに工夫しています。香ばしさ、甘味、旨味、塩味のバランスがとても絶妙。フィリングが巻き込まれた商品は、生地の隙間に素材が入り込むため、”味の一体感”に驚かされることでしょう。

​●バスクチーズケーキ

 aniceのバスクチーズケーキは生クリームと砂糖不使用、グルテンフリー。国産クリームチーズ、平飼い卵、北海道産グラスフェッド牛乳、石垣の塩を中心に、”発酵”を組み込んで創り上げています。

 

 味の基盤となる素材は”平飼い卵”。50年以上歴史のある養鶏場を営む”じろえむ”さんからお取り寄せしています。ストレスフリーの平飼い、命の宿る有精卵、着色無添加のより自然に近い卵です。この卵以外では理想とする味は創り出すことはできません。

 

 使用しているグラスフェッド牛乳は唯一、作り手がお腹を下さなかった牛乳です。穀物ではなく牧草のみで育つ牛から採れるこの牛乳には、”ω-3脂肪酸”が多く含まれることで知られます。味わいはコクがありつつもあ後味はスッキリ。牧草のようなワイルドの風味も感じ取ることが出来ます。

 ”発酵”ではフレーバーに使用する素材とグラスフェッド牛乳を中心に組み合わせます。”発酵”させることで素材の”香り”を定着させ、”旨味”を生み出し、”味の余韻”を最大限伸ばします。素材の味が引き出され、複雑な味わいを楽しむことが出来ます。

​●カンパーニュ

 aniceのカンパーニュは全粒粉100%、石垣の塩、自家製酵母で創り上げます。クラストは香ばしく歯ごたえのある食感、クラムは歯切れがよくしっとりとした舌ざわり。石垣の塩が全体の味をしっかりと締めているからこそ、小麦の旨味をしっかりと味わえます。

​ 組み合わせによっては、麹を組み合わせて酵素分解をすることでさらに旨味を加えます。自家製酵母はその時の表現したい味によって変化を与えます。味の細部までこだわっているカンパーニュです。

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